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《 第2回 》   中川 清司  お問い合わせ  
NAKAGAWA Kiyotsugu (Living National Treasure)


 

     


第2回日本工芸会近畿支部展(昭和48年)
日本工芸会賞
 受賞作品
椹柾合わせ盆
径35.5cm 高4.1cm

「この作品」は昭和48年制作、中川氏オリジナルの技法「柾合わせ」による「輪花盆」です。 「中川芸術」の「原点」ともいわれる「日本工芸会」での「初受賞作品(日本工芸会賞受賞)」です。

「木曽椹」を材料に、16面からなる「輪花盆」を「幾何学文様」になるよう「三角形」の「32の木片」を「柾合わせ」の技法で接合し、槍鉋で刳って作った作品です。 「柾目」の美しさをそのまま生かした、「幾何学文様」のデザインが優美な「柾合わせ輪花盆」です。 「柾目」は芯を通すので狂いが少ない上、柾目に沿って等分に割り寄せれば、木は力学的にも接着剤がいらないほどの強度を発揮するといわれます。 表面は木賊(とくさ)や砥石で磨き、仕上げとして、いぼた蝋で数十回拭き込まれています。 師匠竹内碧外氏(国指定の記録作成等の措置を講ずべき無形文化財「唐木技法」の関係技芸者)の「刳物」と「拭き込み」の技法が伝承されている作品です。

当時、中川氏は、日本工芸会近畿支部展の実行委員長でもあった、黒田辰秋氏(木工芸の人間国宝)の伝承者養成研修会に参加されますが、漆の研修で「かぶれ」てしまいます。 その後、黒田氏の研究会に誘われ、「桶指物のタガをはずし底をはずした作品ができるのでは」というアドバイスを受け、「柾目」を「寄せて」「合わせる」中川氏オリジナルの技法「柾合わせ」の誕生となりました。 こうして「底」をはずして、センターまで「寄せる」技法により「輪花盆」を何度も試作し完成したのが、「第2回日本工芸会近畿支部展」(日本工芸会賞受賞作品)「椹柾合わせ盆」でございます。

 


★京都国立近代美術館蔵★

第30回日本伝統工芸近畿展
(平成13年度) 入選作品
神代杉 木画箱

   

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